四国八十八ヶ所霊場第二十一番札所太龍寺(高野山真言宗・舎心山常住院)は、阿南市最西部の太龍寺山(618m)の山頂付近にあります。

本尊は虚空蔵菩薩、大師堂の裏には弘法大師空海を祀る御影堂があり、このことから「西の高野」といわれる名刹です。

広い境内の北東部には、八大童子を祀る北舎心嶽、南へ約500mの南舎心嶽には「弘法大師坐像」が鎮座し、太龍寺のシンボルです。

南東部の36丁くだった所に霊場「龍の窟」という鍾乳洞がありましたが、残念ながら50年ほど前に石灰鉱山会社に売却され、取り壊されてしましました。